イギリスのSF作家、イラストレータでもある、キース・ロバーツ(1935年− 2000年)の「パヴァーヌ」をお勧めします。 ローマ法王の支配下にある英国を舞台にした歴史改変SF。現代と科学技術の水準が異なった、パラレル世界の中で、様々な人々が織りなす人間ドラマの妙。 線路ではなく道を爆走する蒸機関車や通信機器としての腕木通信、神々の物語や妖精達の現実感、作者の奇抜な発想に驚かされます。 また、美しいイギリスの風景描写も素晴らしく、長い旅を終えた様な読後感が素敵です。

jinbotan

しんぼ たん

真釦

2011年、右手の大怪我をきっかけに彫刻家から墨絵画家 に転向。その独特な作風は、観るものを無国籍的異次元世界へ誘う。国内外での個展多数、2016年に真言宗松尾寺 に「地獄絵」を納める。

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