3代藩主前田利常の時から確立されたという加賀蒔絵。
7色あるという金を生み出すその解像度や、ナノレベルの技術は、現代の職人にも受け継がれています。
そして、それらを支えているのはたくさんの道具たち。
イメージを具現化し、細部にわたって神経が行き届いた仕事をするために自ら道具をつくり出す、
古来から続く職人のクリエイションの粋。そこから見えてくるのは、後継への道筋の本質であり、道具に宿る精神でした。
今回は200点以上に及ぶ道具の中から、80点を撮影し、大小のパネルに出力して展示。
BUHはこれからも展示を通して伝統工芸を応援していきます。
(写真:下家康弘)
【開催概要】
会期:2019.10.19(土)−2020.1.19(日)
営業時間:11:00-18:00
休館日:毎週月曜(但し祝日の場合は営業)
場所:Books under Hotchkiss(石川県金沢市広坂 1-9-11)